飲食店の害虫駆除、完璧に害虫をゼロにする方法。業者の害虫駆除は完璧ではない。

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このブログでは特に弁当屋さんを経営されていらっしゃるオーナーさんの害虫駆除について、私の害虫をゼロにした方法から 11個のポイントを解説します。

最初の心構え

まず最初にあなたのお店、厨房の床はベトベトしていませんか?私も、前のオーナーからお店を譲り受けたときは、気持ち悪いくらいベトベトしていました。業務用冷蔵庫のパッキンにも害虫の死骸がいっぱい。お〜マイゴット!

お弁当屋の単価はとても安いです。それこそ害虫がお弁当に入っていたとか、髪の毛が入っていたりしたらその代償は、とてつも無く大きいですよね。そんな損害、不安を取り除くためにも是非 11個のポイントを実践して、常にクリーンなお店で売り上げアップにつなげてください。

これからその対策法を10個のポイントで解説します。

それでは、それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

何よりも毎日掃除をする!

これは、飲食店を経営されている方にとっては当たり前のことですよね。ただ、忙しかったり疲れていたりすると、ついつい手を抜いてしまいますよね。

この小さな小さな手抜きが積もり積もって、害虫天国を招いてしまいます。まずはここから。お客様に満足して貰うためにも掃除は毎日キッチリしましょう。

納入商品の段ボールを放置しない!

毎日、あるいは週に何回か納入業者さんからの商品が届きますよね。そのまま、冷蔵庫か冷凍庫に入れていませんか。

また、常温商品の段ボールをそこいら辺に無造作に置いていませんか。段ボールのあのウネウネの空間は害虫にとって天国な場所です。

暖かいし、敵(人間)からも姿を隠せますし。段ボールは、極力必要性が無くなったら即、外のゴミ置き場に出す。

それが不可能な場合は、店を閉めるときに必ず他のゴミと一緒に外に出す。(多分ゴミ回収は、皆さん専門の業者さんを頼んでいるはずですので、基本毎日回収に来てくれますよね)

食べ物を外に出したままにしない!

これも、当たり前と言えば当たり前なのですが、ついうっかり使った食品をしまい忘れて、次の日にオーマイゴット!なんて事もあります。お店を出る前にチェックは忘れずに!

排水溝は定期的に掃除する!

揚げ物をたくさん作るお弁当屋さんは、洗い物から流れる油もちょっとやそっとではありません。

お店の中あるいは外に排水溝があるはずです。そこをチェックした事ありますか。

私は、何か臭いがするな〜と思って排水溝を開けてみてびっくり!流れた油がもう塊になって小さな排水溝がいっぱいでした。

この時のショックは忘れられません。排水溝の掃除は手間がかかりますが、害虫駆除には効果絶大です。

ここをやらずして害虫駆除はできません。私は週に2回掃除していましたが、皆様のお店の事情にあった回数で掃除してください。最低でも週に1回はしてください。

フライヤー周りの油を一掃する!

害虫は油の匂いに寄ってきます。

フライヤーを使っているとどうしても周りに油が飛んでしまいますよね。その都度拭けば良いのですがお店がピークの時とかは無理ですね。

かといってアイドルタイムは次の日の仕込みとか雑務で出来なかったり。もうここは閉店してから、他の掃除と一緒にしましょう。

業務用冷蔵庫のフィルターを常にクリーンに!

業務用冷蔵庫には、モーターの入っているところにはフィルターが必ずついています。

ここもモーターで暖かいところですので、害虫はとても居心地の良い住処になります。

ここから害虫を一掃する為にフィルターを週に1回は綺麗にしましょう。その際、モーター周りもチェックして害虫の死骸とかないかよく見てください。

業務用油落とし洗剤を毎日床掃除に使う!

厨房の床がベタベタするのは、床掃除が出来ていない証拠。

ここは、絶対に手を抜かずに毎日掃除しましょう。

基本的に、洗剤は希釈して使いますが私は原液のまま床に流してデッキブラシでゴシゴシしていました。

この掃除で注意する点は特にフライヤー周りは入念にデッキブラシを掛けることです。いくら掃除しましたと言っても油が少しでも残っていたら、全く意味ありません。

ゴミ箱は毎日洗う!

ここは大きなポイントです!皆さんはお店のゴミ箱を毎日洗っていますか?

ゴミ箱は綺麗なゴミも、汚いゴミも全て受け入れてくれます。ただ中にビニール袋を入れて使っても汁気のあるものとかは、やはりゴミ箱本体を汚してしまいます。

だからこそ、毎日洗って綺麗にしてあげましょう。

厨房で使うゴミ箱も、回収業者さんに使うゴミ箱も隔たりなく洗ってください。これをするとしないとでは、害虫の発生率は格段に違います。

完璧に害虫をゼロにするにはこんなところにも気を遣ってください。

冷蔵庫、冷凍庫のドアのパッキンの内側を拭く

冷蔵庫、冷凍庫のドアにはパッキンがついています。このゴムのパッキンが結構くせものです。

パッキンは外気を入れないように内側に捻ってついています。この内側に捻ったところが害虫にとって、安全で暖かいのです。住処として最高ですね。

ですのでここは、ダスターに少し洗剤あるいは消毒液をつけて指先でほじくるように拭いてください。

毎日拭いていれば、万が一害虫がいてもすぐ分かります。ここも手を抜かないでくださいね。

害虫業者さんは完璧ではない!

私も最初の頃は害虫業者さんを何社か使っていました。

駆除をしてくれた何週間は効果がありましたが、その後はやはり元に戻って害虫が出てきました。

これでは店を営業している間ズ〜っとお金を払い続けなければならないと、ちょっと愕然とした覚えがあります。ただでさえ利益の少ない弁当屋。

考えれば当然なのですが、自分の店は自分で管理してこそ意味があります。そこから、いろいろ試して上記の方法を取り入れました。人に任せるというのは、簡単ですがこちらの求める完璧さは望めません。

まとめ

長々書きましたが、要は自分の店は自分でしっかり綺麗にしようということです。

仕事場が汚くては良い仕事は絶対にできません。

お客様を満足させることもできません。

売り上げを上げる為にも、自分が気持ちよく仕事をする為にも「面倒くさい」「疲れた」と思ってもよく働いてくれた厨房に感謝の気持ちを込めて、毎日隅から隅まで掃除していきましょう。

皆様のご活躍をお祈りいたします。

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